小林多喜二《蟹工船》节选(八)
「俺達には、俺達しか、味方が無えんだな。始めて分った」
“才算明白!除了咱们这些人,没有跟咱们站在一边的!”
「帝国軍艦だなんて、大きな事を言ったって大金持の手先でねえか、国民の味方?おかしいや、糞喰らえだ!」
“什么帝国海军!吹了半天,还不是大财主的走狗!向着老百姓?扯蛋!去他妈的吧!”
水兵達は万一を考えて、三日船にいた。その間中、上官連は、毎晩サロンで、監督達と一緒に酔払っていた。――「そんなものさ」
为了防备万一,水兵们在船上呆了二天。整整三天,军官们天天晚上在客厅里跟监工一伙子一块儿酗酒。——“就是这种玩艺儿!”
いくら漁夫達でも、今度という今度こそ、「誰が敵」であるか、そしてそれ等が(全く意外にも!)どういう風に、お互が繋がり合っているか、ということが身をもって知らされた。
别管渔工们怎么不济,也不同于往常,这次可是亲眼看出来谁是敌人,这些人又是怎么意想不到地勾结在一起的。
毎年の例で、漁期が終りそうになると、蟹罐詰の「献上品」を作ることになっていた。しかし「乱暴にも」何時でも、別に斎戒沐浴して作るわけでもなかった。その度に、漁夫達は監督をひどい事をするものだ、と思って来た。――だが、今度は違ってしまっていた。
照每年的老例,一到渔季快完,就得做“贡品”蟹罐头。然而竟敢“胡来”到经常不斋戒沐浴就做。每一次,渔工们都认为监工太不像话。然而这回可完全不同了。
「俺達の本当の血と肉を搾り上げて作るものだ。ふん、さぞうめえこったろ。食ってしまってから、腹痛でも起さねばいいさ」
“这可地地道道是拿咱们的血肉绞了做的!哼!吃着想必挺香甜的!但愿吃完了别肚子痛!”
皆そんな気持で作った。
谁都是以这种心情做罐头的。
「石ころでも入れておけ! かまうもんか!」
“给他放上把石头子儿,管它哩!”
“才算明白!除了咱们这些人,没有跟咱们站在一边的!”
「帝国軍艦だなんて、大きな事を言ったって大金持の手先でねえか、国民の味方?おかしいや、糞喰らえだ!」
“什么帝国海军!吹了半天,还不是大财主的走狗!向着老百姓?扯蛋!去他妈的吧!”
水兵達は万一を考えて、三日船にいた。その間中、上官連は、毎晩サロンで、監督達と一緒に酔払っていた。――「そんなものさ」
为了防备万一,水兵们在船上呆了二天。整整三天,军官们天天晚上在客厅里跟监工一伙子一块儿酗酒。——“就是这种玩艺儿!”
いくら漁夫達でも、今度という今度こそ、「誰が敵」であるか、そしてそれ等が(全く意外にも!)どういう風に、お互が繋がり合っているか、ということが身をもって知らされた。
别管渔工们怎么不济,也不同于往常,这次可是亲眼看出来谁是敌人,这些人又是怎么意想不到地勾结在一起的。
毎年の例で、漁期が終りそうになると、蟹罐詰の「献上品」を作ることになっていた。しかし「乱暴にも」何時でも、別に斎戒沐浴して作るわけでもなかった。その度に、漁夫達は監督をひどい事をするものだ、と思って来た。――だが、今度は違ってしまっていた。
照每年的老例,一到渔季快完,就得做“贡品”蟹罐头。然而竟敢“胡来”到经常不斋戒沐浴就做。每一次,渔工们都认为监工太不像话。然而这回可完全不同了。
「俺達の本当の血と肉を搾り上げて作るものだ。ふん、さぞうめえこったろ。食ってしまってから、腹痛でも起さねばいいさ」
“这可地地道道是拿咱们的血肉绞了做的!哼!吃着想必挺香甜的!但愿吃完了别肚子痛!”
皆そんな気持で作った。
谁都是以这种心情做罐头的。
「石ころでも入れておけ! かまうもんか!」
“给他放上把石头子儿,管它哩!”
(编辑:柳敬智)